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CPR クオリティ

Quality CPR

QCPRのテクノロジーは、トレーニングと治療の両方の面でCPRの質の計測とフィードバックを行います。フィードバックはガイドライン2005の推奨事項に従って客観的に評価が実施されます。

 

Q-CPRのCPRスキル計測とフィードバック:

- 胸骨圧迫深度、圧迫テンポ、不完全な圧迫解除

- 換気の頻度

- CPRの中断

 

Q-CPRは現場の救助者が実施するCPRの質に大きな影響を与えます。我々は、このCPRの質改善が、救命(活動)にHelping save livesに直接影響する重要な要素となると考えます。

 

Training
トレーニング

Therapy
治療

Evaluation
事後評価

 

上図のクオリティサークルにあるように、生命を救うCPRクオリティは、様々な要素の組み合わせで決まると言えます。

 

必要性
SCA傷病者に関してCPRを実施しなかった場合、毎分7~10%ずつ生存の可能性が失われていきます。7) しかし、バイスタンダーCPRが実施された場合には、生存の可能性の毎分の減少率が3~4%に抑えられると言われています。全体的には、バイスタンダーCPRを実施しない場合と比較して、バイスタンダーCPRが実施されると、2~3倍の生存率が見込まれるということになります。8), 9), 10)

 

2005年における国際的なスタディでは、医療従事者においても、CPRのクオリティは決して高くなかったことが示唆されました。10), 11) 高いクオリティのCPRを実施することで、低いクオリティのCPRと比較して4倍も生存率を上昇させることができるとリサーチ結果は伝えています。

 

過去25年間において、SCAからの生存率には目だった変化はありませんでした。しかし、米国の各都市において実施されたEMSによる最近のスタディでは、ウィスコンシン(16)、シアトル(17)、カンザスシティ18、アリゾナ19生存率の上昇を示しています。

 

生存率上昇へ向けての、最重要事例に基づく提案:
・BLSとACLSに関するパフォーマンスを組織的に計測し、文書化する
・事例後のチームでの振り返り
・どんな行動が生存へ好影響を与えたのかを組織的な評価の実施

 

ウィスコンシン:15%から48%へ- 胸骨圧迫数を増加 (発表済)

シアトル:33%から46%へ- 胸骨圧迫数を増加 (発表済)

カンザスシティ:21%から44%へ- 胸骨圧迫数を増加 (ReSS 2007)

アリゾナ:11%から29%- 胸骨圧迫数を増加 (ReSS 2007)

 

Q-CPRの効果
スキル改善の効果
従来のCPRトレーニングにおいては、コストや時間、移動などの様々な問題がありました。

 

Q-CPRフィードバックを用いた自己学習は、低いコストと移動の手間を省いたうえで、受講者のCPRクオリティをすぐさま改善する手助けをします。勘を取り戻すようにトレーニングを少し行うだけで、高いレベルでのCPRスキルを維持させることができるのです。

 

簡易な「On the job」トレーニング
従来のCPRトレーニングコースで得たスキルは、時間の経過により急激に低下していくことがわかっています。2), 3), 4) しかし、いつSCA傷病者に出会おうとも、誰もが常に高いクオリティのCPRが実施できることが期待されています。

 

Q-CPRフィードバックは救助者の減衰したCPRスキルをすぐさま高いレベルまで復帰させることをサポートする簡易な「On the job」トレーニングと言え、様々な傷病者に高いクオリティのCPRが実施されるように導きます。

 

様々な傷病者に合わせる
ガイドラインは4~5cmの胸骨圧迫を推奨しています。しかし傷病者毎に胸郭の堅さは様々ですので、圧迫深度は救助者本人の主観で良否を判定せざるを得ません。つまりは、Tomlinsonら(2007)が示したように、傷病者の胸郭を最低限度まで圧迫するためには、10~55kgの幅で力が必要となるということです。5)

 

Q-CPRフィードバックは、傷病者毎に合わせて、ガイドラインの推奨事項に準拠した最適な圧迫深度と力になるCPRへと導きます。

 

クオリティの担保と継続的なクオリティ改善
トレーニング時や治療時に記録したCPRのデータは、クオリティの担保と継続的なクオリティ改善に役立ちます。医療側の責任者と救助者本人らは、それらで評価を行うことで、どんなトレーニングが必要となるのかを絞ることができます。

 

シミュレーショントレーニングにおいては、「振り返り」作業が受講者達の反応を見るための重要なキーとなります。Q-CPR評価ツールを使用することで、救助者達も含めて「振り返り」作業を可能にします。それは、Edelsonら(2008)が発表した、院内でのCPRフィードバックによってSCAからの復帰(ROSC)を45%から60%まで上昇させた6) ような素晴らしい結果を皆さんにもたらすでしょう。

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